歯痛にブロン!!

虫歯か何かわからないが、歯に激痛が走っている。
ロキソニンイブプロフェンを半ばOD気味に飲みまくって、痛みから逃れていたのだが、徐々に効き目が無くなってきた。
そして、ついに今日、まったく効かなくなってしまった。これ以上こういう系統の痛み止めを飲んでいると、胃が荒れて大変な事になりそうなので、中断した。何か痛み止めないか、痛すぎて死んでしまう、と必死に思案していると、突如としてインスピレーションが降ってきた。
ブロン飲めば良いじゃん!!
確か、コデインモルヒネに変換されるから、痛み止めになるはずだ。
モルヒネはがん治療にも使われているんだし、絶対に効果があるはずだ。
そう確信して、ブロンを60錠ほど飲んだ。
効果はあった。数時間痛みが引いて、極楽な気分で快適に人生をエンジョイ出来た。
しかし、問題はその後である。痛みが30倍くらいになって帰ってきたのだ。
左の頬全体が鈍痛で覆われている。ズンズンと波打つように襲ってくる痛み。
もうちょっと強かったら、気絶してるかもしれない。痛みに耐えようとして無意識に頭がブルブルと震える。

そんな状況で、何故、痛みが倍になって帰ってくるのか、考えた。
それは、エフェドリンの作用で無意識に歯ぎしり、噛み締めをしているからではないかと思う。
気が付かないうちに歯に、歯茎に負担をかけまくっていたからに違いない。

ちなみに今も激痛に苦しんでいる。ほんとに痛い。
皆、歯痛にブロンはやめような。

禁断の恋 終わり

 待ち合わせ場所で合流し、タクシーに乗る。俺は助手席に座った。
後ろで、佐藤君と女が異常なほどイチャついている。人目も憚らずイチャついている。合うのは二回目なのに仲良くなりすぎではないか。これがイケメンの力なのか。なんで、のこのこ家から俺は出てきたのだろうか、早く帰りたいと思った時だった。
「あれ、おまえ、生きてる?」
佐藤君が後ろから声をかけてきた。
俺は、顔が死んでる、と人から言われる事が多い。少し気を抜くと顔から生気が無くなる。
「生きてるよ」
「いや、それならいいけど、死んでるように見えたからさ」
俺の中では、この会話の応酬は定型文だ。うんざりするほどこなしてきた。
しかし、まさか、佐藤君がこんな事を聞いてくるとは思わなかった。二人でいるときは全く聞いてこなかったのに。佐藤君の家に着くまでに、二回か三回、生きてるかどうか確認をしてきた。流石に鬱陶しく感じた。

 ようやく佐藤君の家に到着した。
ワインを貰ったので、急ピッチで飲んで、失恋の悲しみを二人にぶちまけた。
グダグダ話をしていたら、夜中の二時になっていた。
「もう今日は寝るわ、おやすみ」
俺はソファに寝っ転がって、目を瞑った。しかし、中々眠れずに30分経過した。
耳を澄ましていると、二人が寝ているロフトのベッドで、ひそひそ声がする。
…あいつらはずっとベッドで、べたべた戯れているようで、寝る気配が感じられない。
早く寝てほしい、人のイチャイチャ模様をリスニングしながら安眠できるわけないだろ。
「ねえ、私たちの声、あっちに聞こえてないかな?」
「大丈夫だって、あいつは寝てるし起きないよ」
佐藤君は自信満々だった。死んでくれ、と思った。
そこから、奴らの行為はどんどんエスカレートして聞くに堪えない精神的拷問となった。

 朝6時、俺はソファからわざと落っこちた。落ちた衝撃で起きたふりをするために。
「あ、おはよう」
女と佐藤君が下りてきた。
「あのね、実は私たち、付き合うことになっちゃった」
嬉しそうに女が笑っている。
俺は一部始終聞いていた、何もかも知ってる。
佐藤君が気持ち悪い猫撫で声で女に媚びへつらっていたのも知ってる。
「うわっ、マジで?いつの間に?」
初めて聞きました、みたいなリアクションをした、善意で。
完全に冷え切った気持ちで、一通り道化を演じた後、女と一緒に佐藤君の家を出た。
「佐藤君ってイケメンだから、他にも付き合ってる人いるんじゃないかな?」
女が俺に聞いてきた。ああそうだよ、あいつはセフレなんて平気で作るし、一週間前にも女連れ込んでたぞ、と思ったが
「あいつは、奥手だから意外とそういうのないんだよ。しかも一途なんだよなあ」
善意で、佐藤君を持ち上げておいた。本当の事話すと面倒だし。

 女と別々のルートに分かれた。
俺は悶々としながら歩いていた。何かがおかしい、と。
深夜の出来事は。AVに似ている、片方が寝てる間に片方がぬけぬけとHしてるよくあるシチュエーションに。
失恋を励ます名目で呼ばれたが、実は、二人がより興奮するための燃料として呼ばれたのではないかと、俺は考えていた。
本当のところはどうかわからないが、俺にはそうとしか思えなくなっていた。
そして、佐藤君と連絡を取るのをやめた。佐藤君から連絡が来ても、返事をしようという気持ちにならなくなった。
末永く二人でお幸せに。

禁断の恋 1

  いつにもまして陰鬱だ。

  冬の寒さが心に浸透し、かじかんでいる。冷たい心が更に冷たくなっている。あったかいコタツに入って、だらだらとミカンを食べても、心は解凍されないだろう。だって心は、人と人との繋がりでしか暖まらないんだから。

  あの子との念願の初デート。その日から連絡は途絶えた。何を送っても反応はない。

  お酒を飲んで、カラオケに行って丁度良い時間になった頃だった。

「これからどうする?もう解散する?」

と俺が話しかけた。

「うーん、まだ時間あるしなあ…」

とあの子が言う。こう言うのは男がスパッと決めるのがカッコいい。

「よし、じゃあホテルに行こうぜ!」

単刀直入に言った。言ったよ。

「え…?何しに?」

あの子は驚嘆の表情を浮かべている。

「そりゃ決まってるだろ…言わせないでくれよ…」

と、どぎまぎしながら言った。

沈黙が流れる。冷たい風が轟々と何度も何度も全身を、特に顔面をはたきつける。非常に気まずい。なんでこんなこと言ったんだよ俺…。

「明日仕事あるし無理…」

滅茶苦茶嫌そうな顔をしながらあの子が言った。

だがしかし、ここで諦めたら負ける。女の子は押しに弱いらしいってネットで見たし、どんなにうれしい提案でも社交辞令で一回は断るってのが日本人の習性だろう。相手が折れるまで誘い続けろ、俺!

「よし、じゃあ帰ろう」

1回だけでも相当な勇気を使ったのに2回目なんて無理に決まってるだろ。

もう急いでこの場から逃げたかった。ダッシュで帰宅してトイレに顔面突っ込んで溺死したかった。気まずい雰囲気を保ちながらあの子を駅まで送った。

  完全に失敗した。失恋した。

  一世一代の股間に素直な気持ちで従ったストレートな告白は、無惨にも塵となった。

  あの子はこの世で唯一無二の存在。

  同じ人間なんて、この世に一人として存在しない。あぁ、あの子とLINEしていたのが懐かしい。LINEの通知音に一喜一憂していたあの頃が懐かしくて馬鹿らしくて仕方ない。

  とにかくあの子とは、もう二度と会えない。帰宅して一週間、何をしても連絡が来ないので、未練を断ち切るために彼女に繋がるものを全て消去した。

  依然として、心はモヤモヤしている。

これを一人で抱え込む事なんて出来ない…。なーんて思っていたら、ピロピロと電話がなった。

それは佐藤くんからだった。

 

 「もしもーし!久し振り~!」

誰だこいつ…。女の声がした。

「えぇと…誰ですか?」

と、とりあえず返事をした。

「ほら、この前店で会ったあやかだよ!」

テンションが高い。今そんなテンションに付き合ってられるほど余裕は無いんだよ。

…そして、名前なんて一々覚えてない。が、前に佐藤くんと一緒にガールズバーに行ったときに接客してくれた奴だろう。佐藤くんとあやかはLINE交換してたし、奴等は個人的に飲む約束とかしてたしな。多分二人で会ってお酒飲んで酔っ払った勢いでふざけて電話してきたんだろう…。

俺は、この女が正直好きでなかった。

店で俺を弄りの対象として扱ったからだ。

人を弄って笑いを生み出す。弄りは高等テクニックであり、普通の人間がやろうものなら不愉快な行為にしかならない。

  この女、性格悪いな…それが俺のあやかへの印象だった。

 

「あー覚えてるよ、何か用?」

と適当に連絡した。酔っ払ってる奴の相手するのダルいな…なんて考えていたら佐藤くんに変わった。

「よう、元気?ビックリした?ところであの子とは上手くいったのか?」

よくぞ、聞いてくれた!と思った。俺の頭の中はそれでいっぱいだったんだ。吐き出さないと気が済まなかった。

「失恋したわ…もう音信不通…。連絡先も全部消した、もう何もかも終わってしまったわ…」

と、ネガティブな言葉をここぞとばかりに吐き出した。

うーんと唸る佐藤くん。

少しした後、佐藤くんが言った。

「それはドンマイだな。でさ、今から俺の家で飲み会するんだよ、酒飲んでパーッと忘れようぜ、お前の失恋慰め会!」

少し俺は考えた。それはうれしい提案なんだけど、今、あいつらは二人で一緒にいるんだよな?俺が行ったら邪魔にならないだろうか、と。

「え?俺も行って良いの?」

と遠慮がちに言った。

「良いに決まってるだろ、何も気にすんな、今日はお前が主役だよ」

と佐藤くんは断言した。

なんて優しいのだろう。佐藤はやっぱり俺の親友だ。わざわざ慰めてくれるなんて。

「分かった、ありがとう、じゃあ行くわ」

  急いでシャワーなり、歯みがきなりをして、待ち合わせの場所に向かった。そこからタクシーで佐藤くんの家に行こうと言う話に決まったのだ。

ただの愚痴

今後、どうやって生きていけば良いのだろうか。

現状、時間をかなりもて余している。

親や知合いは

「とりあえずバイトでもしたら?」

と言う。その考えは分かる。

今後もし、やりたいことが見つかった時にお金があると何かとスムーズに行くだろうし、社会勉強にだってなる。人とのコミュニケーションの練習も出来るかもしれない。

 

でも、めんどくさい。

めんどくさいのひと言に尽きる。

まず履歴書を書くのがめんどくさい。

求人の活字を読むのがかったるい。

求人を開くのがかったるい。

受かるかどうかも分からない面接に行くのもかったるい。

自分の要望を相手に伝えるのもかったるい。

バイトが決まったとして、そこに行くまでの距離を移動するのがかったるい。

 

何もかもめんどくさくてやる気にならない。「とりあえずバイト~」なんて正気なのか?

バイトまでの手順も、バイトが決まった後の行動も想像するだけで心が傷む。嫌な気持ちになる。

 

「いつまで甘えてんだよ、このニートは」

 

そういう声が聞こえた気がする。

否定はしない。俺は親にズブズブだ。

このままだと、労働経験のない高齢ニートになり、社会復帰がますます難しく、職も限られてくる。なんか高齢ニートて、惨めな気がして嫌だ。

 

現状維持は破滅への道だと分かっている。

分かっているのに、破滅へと進んでしまう。

 

風邪薬を飲むと1日が早く感じる。

一時的に、将来への不安がどうでも良くなるし、希望の光に照らされる。でも薬が切れると再燃する。再燃どころか悪化して焦燥感などが出てくる。

 

今後、俺はどうなるのだろうか。

不安だけが残る。

 

 

 

コデインの離脱日記 その4

これは最近ようやく分かった事なんだが、「イライラする」ようになる。

 

自然とイライラしてるので離脱だとはあまり気がつかないかと思う。俺は今まで放置してた。ただ自分の情緒が不安定で男版の生理みたいなものだと勘違いしていた。

 

しかし、何度も何度もイライラすると流石に気がつく。

「そういえばイライラして回りの人間全員敵だ!みたいな状況にいつもなるけど、その前に必ず新トニンを飲んでいるよな」と。※俺はこれをバーサーカーモードと読んでいる、無敵なのだ。

 

まあ鬱よりはましなのだが、イライラしてるのでSNSの他人のちょっとしたツイートにもイライラして噛みつき暴言を発したりとにかく性格が悪くなる。それは嫌だろう。、

 

で、これの解決方法なんだけど、簡単だ。

ベンゾジアゼピン系の薬、デパスロヒプノールレキソタンワイパックスなど。、またレグナイトでもリボトリールでも良い。オランザピンでもエビリファイ(少し多め)でも何でも良いから鎮静系の薬で数日心を落ち着かせれば良いだけだ。数日だ。体が「モルヒネ足りねえよお」て怒って心をイライラさせてくる。体が諦めるまでに数日かかる。

 

病院に行く暇がない人はウットでも代用できる。但しウットはODしない方が身のためだ。ウットのODで死んだと言う話をよく見るからだ。だから少な目で鎮静を図ろう。

 

このイライラにさえ気を付ければ、少しはましなコデインライフが送れるだろうと思います。イライラは思ったよりストレスです。我慢して耐えるのはあまりおすすめしません。薬で凌ぎましょう。

 

 

舌下投与、ほっぺ投与、スニッフィングについて

今回は長年の疑問だった摂取方法について。どういう理屈でお薬が効くのかついて調べてきたまとめを書きます。

 

・スニッフィングについて。

これは鼻粘膜にある毛細血管から薬を摂取する方法です。粘膜から素早く吸収された薬は、血流に乗って全身を駆け巡る。その結果脳関門を突破して脳に作用する。肝臓をほとんど介さずに脳へ直接作用するので、同量を経口で飲んだより効果がある。

経口摂取だと、肝臓の代謝を少し受けて有効成分が削られてから(初回通過効果という)全身へと血が巡る、その結果脳へと達する、というわけなので効率は少し悪い。

画像の左下を見てもらえばわかる通り、スニッフィングには速効性がある(なんと3分から)ので、パニック発作など一刻を争う事態の時にこの方法が使えると思う。刺激のあるお薬はスニッフィングに適していない。
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舌下投与とほっぺ投与

舌下投与は舌の下に薬を置いておく。

ほっぺ投与は歯茎とほっぺたで薬を挟むようにする。どちらも口腔内での摂取である。

溶けた薬は、素早く口腔内の毛細血管から吸収され血流に乗って全身へ回るので初回通過効果を受けない。味が不味い薬でやるのは不便なので、デパスなどの甘い薬でやろう。

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肝臓代謝を受けて初めて効果が期待できる薬、コデインなどはスニッフをしてもあまり意味が無いと思うのでそこら辺を考えて摂取方法を臨機応変に変えていく。

 

 

視線恐怖症を克服する

俺が町を歩いている時のことだ。
眼鏡屋の前で、眼鏡を掛けた店員が何かでかい看板みたいなのをもって宣伝している。その店員お姉さんがちょっと美しかったのでチラッと見た。見ただけだ。
当然そこは何も考えず通り過ぎた。


少し歩いてふと、思った。
「眼鏡屋の店員って皆眼鏡かけてるよな?あいつら周りの視線怖くないのか?」
「俺なんて現実も人間も見たくなくて眼鏡かけずに裸眼で歩いてるっつうのに、、」

仕事だからか?仕事ならば眼鏡かけられるのか?

俺は気が付いてしまった。
「眼鏡屋の店員になれば、俺が眼鏡をかけていても全く違和感を感じないのではないか」
全くおかしくない。だって眼鏡屋の店員なんだから。
でも眼鏡屋の店員になることに全く興味がない。
どうしようか、少し困った。

そこで考えた。
``俺こそが生きる広告塔として、今かけている眼鏡をPRしている店員である。``
そう思い込めば勝ちなのではないかと、俺の勝利なのではないかと。

今日はその実験として町を歩いてくる。
俺は自称眼鏡屋の店員、広告係としての人生を歩もうと思う。
広告してるのだから見られても相手を見てもなんら不思議ではない。
むしろドヤ顔で町を歩けると思う、、多分、、。