浮遊霊のメロンソーダ

躁、鬱、薬で構成されています。

DXMのODで体験したこと

DXM(デキストロメトルファン)とは咳止め成分の事である。日本では海外から輸入するか、ドラッグストアでコンタックST(最近コンタックWになった)を買うのが主流である。

たくさん飲むと量によって様々な現象が体に起こる。
目を瞑ると幻覚が見れると聞き、幻覚に憧れる大ファンとして試さないわけにはいかなかった。ドラッグストアでコンタックstを購入し、ルンルン気分で帰宅。苦しみを感じながらカプセルを胃に詰め込んだ。アルコールやブロン(エフェドリン)との組み合わせは危険という事だったので、他の薬は飲んでいない。とにかく脳内のモノアミン(特にセロトニン)に関わる薬を飲んでる場合はやめた方が良い。最悪死ぬらしい。


・420mg
自分がロボットになったような感覚、離人感というものが出てとても楽しかった。
でも目を瞑っても何も見えずに終了した。

・720mg
死ぬかと思った
まず眼圧が上がって焦点が定まらなくなった。文字とか読みにくいったらこの上ない。鏡で確認すると目が完全に逝ってガンギマリの人になってる。つまり瞳孔が散大していた。

体が怠くなり椅子に座っていられず、ベッドに寝転がった……!?!?痒いっ!!
突如として強烈な痒みが体の一部分へ襲いかかる。とにかくかゆい。右足が強烈に痒くなってひたすら掻きむしる。掻きむしり終え、ひとまず収まったかと思いきや今度は背中、頭、首と全身がとにかく痒い。発火の如く痒みがいきなり出現するものだから、ベッドの上で七転八倒、陸に打ち上げられた魚みたいになっていた。この辺で、やばくないか?こんなの聞いてないぞ…と不安感でいっぱいになった(掻いてる時はちょっと気持ちよかったけど)。その後も痒みが出て格闘していたが、徐々に落ち着いていき、ひとまず安心した。後で分かった事だけど、DXMは痒みを発生させる神経伝達物質ヒスタミンを放出させる可能性があるらしい。

今回dxmを使用した目的は幻覚を見るためであり、痒みを解消して快感を得るためではない。目的を忘れてはいけない。
という事で、幻覚を見るべく思いを込めて目を瞑る。……集中したらぼんやりと見えてきた。森の原住民みたいな恰好をしたオッサン達が一生懸命に100m走している姿が。
言うのも申し訳ないと思うが言わせてもらう。
さっさと家に帰れ
俺はループ地獄とか宇宙旅行とか期待してたんだよ…。

その後は強烈な吐き気ノロウイルスとかその辺の吐き気とはレベルが違う。
1日中吐いて寝て、吐き気で起きて吐いて寝ての繰り返し。
ずっとこのままなのか…と後悔する。
「なんでDXMなんてODしたんだ死にたくない死にたくないウワアアアァ!!!」あまりに吐き気が続くので怖くなり、いずれ来るであろう死を恐れブルブル震えながら泣いた。ちなみに歯がガチガチぶつかる。めっちゃ振動する(これはセロトニン症候群の症状の可能性がある。)
トイレに行こうにも足がガクガクして歩けない。鏡を見ると、足が生まれたての小鹿のようにガクガクしているのに加え、手が完全に脱力して左右にブラブラと動いてる姿が一瞬視界に入った。まともに目も動かせない。あまりに異常な光景だったのでいつまでも覚えてる。

ベッドからほとんど動けないので、部屋の床にゲロをぶちまけていた。薬を飲む前に少しウイダーインゼリーを飲んでいたので、コンタックのにおいと混じってトラウマになった。袋を用意して置くんだったと後悔している。

結果:ウイダーインゼリーを床にまき散らした。
後遺症:コンタックSTのあの脳みそジャラジャラのマスコットキャラクターが嫌いになった。

【第2類医薬品】新コンタックせき止めダブル持続性 24カプセル

※これはフィクションです。
参考文献的なサイト
Dextromethorphan - PsychonautWiki

https://psychonautwiki.org/w/index.php?title=Dextromethorphan_%26_Diphenhydramine&_=


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