相席屋で女子に暴言を吐かれる 1

佐藤くんと俺はよく、夜の町に繰り出してはお酒を飲む。どこかのバーで飲んだ後、ガールズバーに行くのが恒例行事だった。

ある日、佐藤くんが言う。
「水商売相手じゃ出合いがない、今日は相席屋に行こう」

一般人女子と喋るのは緊張するし嫌だな~と思いながらも了承。初めての相席屋に行くこととなる。

初めての相席屋、入って30分後、店員が来た。
「相席なさるお客さまが来ました」

キタアアアアアアアアアア
ドキドキした。どんな人が来るんだろうか。どんな可愛い子が来るんだろうか。
急いで緊張ほぐしに、若葉に火をつけ深呼吸した。

「こんばんわぁ☆」
二人の女性が入ってきた。
顔はまあ偏差値50くらい。というか目が悪いから大体の女性はかわいく見える。
気が強そうでぽっちゃり体形の方がアケミ、痩せてて陰口好きそうな方をタマコとこれから呼ぶ。

恒例の自己紹介をした。当たり障りのない話をチマチマとしていた。 すると……

アケミ「俺君って、ジャニーズのあの人に似てない?」
アケミ「タマコはどう思う?」
タマコ「いや、似てない………」

佐藤「お前こういう事言われるの初めてだろ?よかったじゃん。笑」

画像を見せてきた。アケミの好感度が俺のなかで上がった。何故なら容姿を誉められたのが人生で初めてだからである。お世辞すら生きてる中で言われなかったのだ。女子に蔑まれて生きてきたのだ。コイツ良い奴じゃん!そう思った。


でも良くなかった。