一本の大きな矢

俺には一本の大きな矢がないのかもしれない。
一本の大きな矢には、小さな矢が吸い寄せられる。万有引力だ。
そして小さな矢が周りを取り囲んで支える。
より、安定した強力な矢になる。

俺の小さな矢は四方八方。様々な方向に飛んで、途中で失速してどこかへ落ちる。
何も果たさずに。

俺には大きな矢がない。
だから何もかも途中で終える。
今日も、そういう出来事があった。
俺は何のために学校をやめ、ここに存在しているのかを考えたら
投げ出してはいけないと多くの人は思うだろう。

俺は俺の心の赴くままにジグザグに将来に向かう。ランダムに。
良い未来に行く確率はわからない。ランダムなのだから。
でもランダムでも実は負に偏っている。なんちゃってランダムだったのだ。つまりマイナス方向へ行く可能性は高い。

俺は死にたいとは思わなくなった。だから自分は変わったのだと思っていた。
でも、根本的なところは何も変わっていない。これが個性だともしいうのならば、
俺は地球の社会に、日本に順応するには難しい損な個性だろう。

俺はどこに向かって進んでいるんだろうな。
俺の心変わりは早すぎる。心が変わったとき、その心は正しいと思ってしまう。
だから、即行動する。物事を放棄して他のものへと向かう。

何もかも中途半端なままに。

それでは俺は嫌だ。だけれども行動と思考が一致されない。
確固たる意思、やりとげる意思が欲しい。と思った。