アヤワスカで幻覚を見たけど

 これは前の記事。
saitoucoffee.hatenablog.com

実は何回かやってる。今から書くのはそのときの話。薬の簡単な説明は省きます。

 

アカシア茶なるものが流行る前だった。

幻覚という言葉に憧れ、インターネットでひたすら調べまくる日々。

調べていると偶然にもとあるミラーサイトを見つける。そこではアカシアとかミモザからDMTを抽出する方法が書いてあった。違法だからやっちゃダメだと言う但し書きがされていた(お約束的な)。

 

行程を見ると相当時間がかかるし、色々と道具が必要だったので、当時父親と同居していた俺には不可能だった。そこで俺が苦肉の策として考えたのは、アカシア粉の直飲み。

 

オーロリクス300mgを飲んで30分ほど待ち、アカシア粉5gくらいをオブラートで小分けして飲んでいった。後は幻覚が現れるのを待つだけだ……待つだけなんだけど…

幻覚が現れるまでの間に

コンサータをうっかり飲んでしまった!

高血圧症になる可能性があるからオーロリクスとの併用は禁忌だって知っていたし注意していたのに。

「あああっっっ!!!」

コンサータを飲んだ直後に、オーロリクスを飲んでいたことを思い出して焦る。

「吐くか?どうする?」

数秒焦ったものの、吐くのはめんどくさい。まあ何とかなるだろと受け流した。

だからこの記事は純粋なトリップレポとは言えない。

 

次第に幻覚が現れてくる。

部屋の周囲を見渡すと、あらゆる物に幾何学の模様が映っている。

ただの部屋が一気に怪しい部屋になった。

布団にあおむけに寝転がり、天井を凝視すると、天井が奥へ奥へとずれていく。目を閉じると戻るので、むきになって凝視して遊んだ。結果はご存知の通り目が乾いて痛くなった。

 

毛布で目を隠してみると、黒い背景から笑った女の子が浮かんできた。赤いライトで雑に書いた感じの子だった。結構可愛いのだが、この女の子、見てると急接近して俺にぶつかってきて怖かった。幻覚は進んできて、思考は体の中で反響する。ほら、アニメの主人公が敵にボコボコにされて、闇の中で自問自答して覚醒するパターンあるじゃん?そんな感じで自問自答してた。上手いたとえが分からないけど、心の声にエコーがかかってるような感じ。

 

具合が悪くなってきたのでトイレに行こうとしたけど、自分の動きに違和感がある。自分だけ妙に遅い。残像を出しながら歩くような変な感覚、ディレイを感じる。思うように歩けない。途中で断念して倒れこみ、這って布団に戻る。具合が悪く、もう寝て何もかも終わりたかった…正直後悔してきてた。だから目を瞑って寝る体制に入る。イヤな時は寝るに限る。

 

ここで意識が落ちる。

 

起きたら俺は地球を回る雲の中に溶けていた

グルグル回りながら「俺は死んだのか」と心の声で問うた。

「そうだ死んだ」と誰かから声が帰ってくる。謎に納得した。

ただぐるぐる回ってるだけなら良いんだけど、具合の悪さが継続していてとても苦しい。コンサータを飲んだのが原因だと思うのだが、俺はあまりの苦しさから

「俺は地獄に来てしまった!」

と確信する。

地獄行きとはすなわち雲になって吐き気を催しながら地球をぐるぐる回る事である。

 

すると謎のイメージが見えた。

なんと俺が病院に担ぎ込まれているのだ!親が必死に俺に向かって叫んでいる。

あの時コンサータ飲んだからそのままご臨終したんだ…と納得する。

 

「地獄は最悪だ 、ずっとこのままなのかよ」

「地獄って何年苦しめば天国にいけるんだっけ...」

等と考えていると何故か雲の中から解放された。雲の中に溶け込んで流れているような感覚から現実に戻って体を動かせるようになった。

 

戻ってきたものの具合悪いのは継続されている。

あまりにも具合が悪くて、マンションから飛び降りたら苦痛から解放されるんじゃないのかと考えて、テラスに移動したんだけど、今苦しいのは、死んで地獄に落ちているからなのだから、飛び降り=苦痛からの解放という概念がそもそもおかしいと結論付けて、飛び降りるのはやめた。つまり、まだ死んでいると思い込んでいた。笑

具合悪い時はやっぱり寝逃げに限る。部屋に戻って目を瞑り続けた。

 

次に起きたとき、世界は平常運転していた。

一通り余韻に浸って、二度としないと決意を固めた。

 

追記

その後も超少量で何度かやったけど、効いてきた瞬間に得たいの知れない巨大な恐怖感に支配され、俺は一体何の修行をしてるんだという気持ちになり、とても後悔した。これはドM向けの薬なのか…?

 

おわり

 

 

※タイトルはアヤワスカって書いてあるけど、本当はDMT+MAOIのコンビネーション。本物は上に加えてもうちょっと成分が増えるらしい。