ブロンOD回顧録 体験談 part3

ブロンで消耗した脳に常識という文字はない。

 

ある日「寂しいなぁ」と思った俺は交差点へ向かう。交通量や人通りが多い所に寝転がれば注目を集められる、そして誰か声をかけてくれるんじゃ、と思った。

実際に寝転がって人を待つ。誰も声をかけてはくれない。「何が悪かったんだ?」そう思いながら一時間は寝転がっただろう。その時、消耗した俺の脳が俺に告げた!「自分から行け!」と。そうだ、俺は自分から行かなければならない、受け身はよくない。

近くのベンチに移動した。

 

「人が来たら落ちよう」

誰にも構って貰えない寂しさが爆発。

リアクションが欲しい。多分皆驚くだろうな、と思いながら何度もベンチから落ちる。

「.....」

障害物を避けるように無表情で立ち去る人ばかりだ。次第に´´なんの罰ゲームだよ´´と思い始め、悔しくなってボルト並みの早さで脇目もふらずに近所を駆け抜けた。普段から運動なんてしていないが、ブロンで脳のリミッターは外れている。長時間の猛ダッシュ。体はついていかず駐車場に倒れこみ、吐いた。

「俺は何がしたいんだ...」