浮遊霊のメロンソーダ

躁、鬱、薬で構成されています。

中学の時のいじめ体験談 1

苛められて強くなったりはしなかった。

「俺はあれほどの苛めを耐えたんだ」

これからどんな困難があろうとあのときの事を思い出せば

とはならない。なぜなら、当時の俺には「耐える」という概念は無かったから。耐えると覚悟して耐えてたわけではないので耐えた経験にならない。

あいつらと会いませんように!叩かれませんように!

という思いがあるだけ。学校は敵の本拠地。俺は毎日学校で強大な敵に出会わないように、逃げ回るサバイバルをしていたのだ。辛い、苦しいなんて考えてる暇がなかった。

恐怖が俺を支配していた。常に恐怖に怯えていた。

 

入学当初から、後ろの席のマツモト君に目をつけられた。そいつの得意技は拳での殴打だった。俺は毎日毎日、背中を殴打された。

 

ある日消しカスをあいつに投げろという指令が俺に飛ぶ。ガキはこの遊びが大好きなのである。そこらのモブキャラに投げるなら俺は快く承諾しただろう。しかし、標的は恐ろしいDQNだった。俺は嫌だと言ったが、思いっきり背中を殴打されるので仕方なく消しカスを投げる。投げたら当たってしまった。ヤバイヤバイと思う暇もなく、速攻で俺がやったとバレた。後ろのマツモト君が俺を指差したからだ。しかしながら、俺が消しカスを好んで投げるような奴ではないことはDQNも知っていた。

 

授業が終わり、中休みに入る。

DQN「お前、俺に消しカス投げたよなぁ?」

俺「は、はい、すいません」

襟を捕まれて俺はトイレに連れていかれた。

DQN「お前さぁ、命令されたからってやるんじゃねえよ!」ドガァ、バキィ!

DQNの拳が俺を捉えた。

膝蹴りを腹に受け悶絶する。

なんで、なんで俺ばっかり。俺がマツモト君に脅されてやっただけなのになんで...俺は泣いた。

 

ある日、柔道を学校で習った。

厨二病が発病する時期に、子供に力を与えるなんて絶対におかしい。今すぐやめさせるべきだ。何故なら、力を得てしまったDQN共が自分の力を試したくてウズウズするからだ。

 

突然、教室でマツモト君に背負い投げをされた。

「オギャア!」

何故、このような叫びをあげたと思う?それは降り下ろされた際、俺の脛がロッカーの角に激突したからだ。当然流血、折れたかと思った。

「ウゥ...グスッ」

俺は一人机に突っ伏してバレないように泣いた、泣いて泣いた。いつもはヘラヘラしている俺も流石に堪えた。

 

多分続く