中学の時のいじめ体験談 3

ある朝の事だった。

体がだるい。何となく体温を計ったらなんと39度もあった。

「よっしゃああ学校休めるぞおお」

その日から俺は2ヶ月も学校を休んだ。

熱はすぐに下がったが、微熱の状態が2ヶ月も続いた。時おり高熱になる。そして立ち眩みが酷い。立つと真っ暗になって頭が落ちそうになる。歩いてると膝カックンされたかのように力が抜ける。蚊が大量にいるようなブツブツとした視界、そしてなんと言っても体がだるい。風呂に入るのすらしんどい。

 

俺は病院という病院を渡り歩き、ジャンプを貪り読んだ。俺は最強だった。これほどの症状を持っていて学校を休めないわけがなかった。しかも原因不明。一生続いてくれと願った。残念なことに、学校が春休みになった瞬間に全てが治ってしまった。治ったとき、俺は過ちを犯してしまった。

元気に振る舞ったのだ!

 

 だが、俺はもう学校に行く気はなかった。

春休み最終日、俺は自分の部屋に引きこもり、具合が悪いと訴えた。

「このまま一生休んで卒業してやる」

と決意して。

ドンドンドンドンドンッ

凄い早さで階段を上る音が聞こえる。この音は絶対に父親だ。俺は恐怖し布団に潜り込んだ。

ガバッと勢いよく布団をはがして父親が言う。母親もそこにはいた。二人が鬼に見えた。

「おい、明日からは学校に行けよ!!」

「.....」

「おめえの仕事はなんだ?ああ?」

「学校に...行くことです...」

「だったら行け!!!」

「はい...」

父親と母親が俺に怒鳴り散らした。完全に仮病がバレていた。この時、こいつらは敵だと思ったと同時に俺が春休み中、元気に振る舞った事を後悔した。

そしてしぶしぶ春休み明けから学校に行く。

 

朝、校門に到着するやいなや

「ずる休みしてんじゃねーよ、ドンッ」

DQNの腹パンで気絶しかけるがなんとか教室にたどり着く。

...俺の席はテラスに置いてあった。

「あれれぇ?お前の席はないよぉ~ゲラゲラ」

「はぁ、またかよ」

と心のタメ息をつきながら、無言で机を自分の位置に戻す。落書きもされていたので雑巾で拭く。そうして机をきれいにしたところで、朝のホームルームが始まって先生が来る。

「はい、みなさん!おはようございます、お久しぶりですねぇ!」

「あ、俺君もいる!もうずる休みしないでね!」

クラス内「ギャハハハハ」

 

振り返るとテンプレのような話だな。