浮遊霊のメロンソーダ

躁、鬱、薬で構成されています。

メンヘラとアイデンティティ

自殺願望ばかりが頭をよぎる。

冬になったら練炭自殺。

ヘリウム、液体窒素ドライアイスで窒息死。それか王道の睡眠薬自殺。少し趣向を変えて、青空の下でトリカブトのサラダを食べて死ぬのも悪くない。もしくはLSDでも飲んでI can fryって気分でビルの屋上から飛び降りようか。溺死と首吊りは怖い。

 憂鬱な気分で毎日自殺の事ばかり。本当に何をしてても自殺がチラついてくる。だがいくら経っても実行は出来ない。

それで、精神科に行くことにした。

抗うつ薬には自殺のリスクを高める可能性がある」という記述を見たことがあるので、それを目当てに。かなり後ろ向きな理由だ。

貰ったのはドグマチール、タスモリン、レキソタンドグマチールは量によって胃薬、うつ病統合失調症等に使える。自分は憂鬱に効く量を貰った。ドーパミンを増やす効果があるらしい。他の薬はドグマチールの副作用を軽減するためのおとも。

ドグマチールを飲んで直ぐに死についての思考が頭から去った。思惑が外れた。これで自殺願望やら何やらを増幅させるはずだった。

 憂鬱はなく、食欲あり、お風呂にも入れる。体もよく動く。つまり、今は精神的に何も問題のない健常者という事になる。

健常者になったのに、かなり焦っていた。健常者になったらマズい。そう考える自分がいた。訳が分からないと思うが、俺だってわけが分からなかった。階段を上り下りしながら「健常者になったらマズい」とブツブツ唱えていて自分でも困惑した。

 

今までぐうたら過ごしていた間、精神が不調だから休むのも仕方無いと言い訳をすることによって怠惰な自分を肯定していた。

でも今は健常者であり、毎日ぐうたらニート生活を送る事に対する言い訳が何もない。本当にただの怠慢でニートをしているだけ。言い訳を考えようにも何も出てこない。ニートの自分を肯定する言葉が何もない……。

 

ここで、「メンヘラをアイデンティティにしたらダメ」という言葉を思い出す。よく目にした言葉だけど、自分には無関係な話で、そういう痛々しいヤツもいるんだなあと他人事だった。

でも今は違う。自分は紛れもなくメンヘラをアイデンティティとして今まで生きていたという真実に気が付いてしまった。時々、思い出したように自殺の事を考えて前のメンヘラ状態に戻ろうとする自分がいる。メンタルヘルス的な不調を血眼で探して楽をなんとか正当化しようとしている自分を感じる。自分は、メンヘラをアイデンティティにしていた。

メンヘラをアイデンティティにしてる人にも病名つけてくれ。そしたら正当化出来るから助かる。